Bucephalasのマジックアワー推定器を使って、日の出や日の入りの写真を撮影するプランを検討してみましょう。
例として、1月25-27日に宮古島を訪れるツアーに参加する予定になっていて、今日がすこし前の1月15日だと仮定します。
ツアーの予定表を見ると、初日は参加者全員で伊良部大橋を渡ることになっていて、その途中で一つのノットの近傍を通過することになります。
橋の上のこの地点を長押しして、プローブピンを刺してみます。ピンから複数の線が延びて、マジックアワーの開始と終了時点での太陽の方角(太線)、日の出と日没の方角(破線)が示されています。
ただしこれは、旅のプランを立てている1月15日22時23分の情報ですからあまり意味がありません。プローブピンをタップしてコールアウト(吹き出し)を表示させ、左端にあるハンバーガーメニューアイコンをタップすると、機能一覧の一番下に「参照日時」という項目があります。これを選びます。
日付の欄をスクロールさせて、25日に変更すると、太陽の方角を表す線の向きが少し変わるのがわかると思います。また、画面右下の「H : M」ボタンをタップすると、時刻を分の単位まで設定することが出来ます。
ツアーの予定表を見ると、この橋を渡るのが「昼食後」だということは分かるのですが、時刻は明記されていません。仮に13:30頃だと考えることにして、その時刻を設定してみましょう。マゼンタカラーのラインがその時刻の太陽の方角です。この時に太陽は、概ね橋と直交する方角に見えることになるはずです。
オレンジ色の破線が日没の方角を表しています。もし、日没時刻 (Sunset)の18:18頃にこの地点に戻ってくると、伊良部島のだいぶ左側を太陽が沈んでいく光景を見ることになります。もしそのような写真が撮りたければ、その時間、あるいはゴールデンアワーの始まる17:45頃に、橋の上のこの場所に戻ってくるプランを立てることになります。
(続く)