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次の曲がり角の探知音
Bucephalas Users' Guide | comments(0)

概要

ルート上の次の曲がり角の位置には図のようなアノテーションが表示されます。Bucephalasは次の曲がり角が近づくと、探知音を鳴らします。

 

 

探知音は反復して再生され(ピン、ピン、ピン…)、次の曲がり角に近づけば近づくほど反復の周期が短くなります(ピピピピピピ)。
 

曲がり角から離脱すると、更に次の曲がり角に近づくまで探知音の再生は停止します。このとき、アノテーションの位置が更新されます。

 

仕様

探知音が鳴り始めるのは、次の曲がり角までの所要時間が20秒以内になったときです。

 

移動していない場合は、次の曲がり角までの距離にかかわらず、探知音の再生は行われません。

 

 

設定

探知音の音量は、設定・履歴ビューの「経路探索」セクションで変更することが出来ます。

「次の曲がり角の探知音」のスイッチをオフにすると、音を鳴らさないだけでなく、アノテーション位置の更新を含めた関連処理が完全に停止します。

 

問題点

(1) 非常に小さい曲がり角や、そこを曲がることが自明な曲がり角にはアノテーションが表示されないことがあります。曲がり角に到達したかどうかは探知音とは無関係に判断してください。

(2) 曲がり角に到達しているにもかかわらず、探知音がピピピピピに変わらないことがあります(そもそも探知音が全く鳴らないこともあります)。Appleのサーバーは、ルートを車道中央に表示します。これに対し、自転車や徒歩で移動している場合は、車道中央から離れた位置を通ることがあります。その様な場合、ルート上の曲がり角と、実際の曲がり角の間にはズレが生じることになります。特に、大通りではこのズレが大きくなります。

(3) 更にまた、曲がり角に到達しているにもかかわらず、探知音がピピピピピに変わらないことがあります(そもそも探知音が全く鳴らないこともあります)。曲がり角にどれくらい接近しているかの評価は、現在の移動速度に基づいて行われます。しかし位置情報サービスから与えられる移動速度には誤差がありますし、移動速度は一定とは限りません。このため、場合によっては大きな計算誤差が生じることになります。




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