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目的地を決める (6) フォグを消す
Bucephalas Users' Guide | comments(0)

 

ディスペリングモードをオンにすると、フォグと呼ばれる無数のタイルが地図上を覆う。フォグはあなたが接触するだけで消滅する。ディスペリングモードでの目的は、可能な限り多くのフォグを消滅させることであり、従って、未だ残存しているフォグのどれかを、あなたは旅の目的地と見なせばよい。

 

ディスペリングモードは本来、自分の住む街を隅から隅まで探索したいという動機から導入された。フォグを丹念に消していくと、地元でありながら全く知らなかったような場所を目にすることになるはずである。そういった場所の中には、写真に撮って人に見せたくなるような素晴らしい「隠された宝」が含まれているかもしれない。私が「あの地蔵堂」と呼ぶ場所などは、ディスペリングモードによって出会うことができた良き場所の代表例である。

 

 

しかし、ディスペリングモードでの都市探索を続けていくと、いずれは全く別の動機からフォグを消したいと思うようになるはずである。それは、「これ以上iPhoneの処理負荷を上げたくない」というものである。

 

ディスペリングモードでは、現在地の周辺にある4つのノットからなる矩形の領域内をグリッドで区切って、60のフォグが配置される。これをフォグクラスタと呼ぶ。あなたがフォグクラスタの外の領域に出ると、その場所でまた別のフォグクラスタが生成される。

 

実は、これらのフォグクラスタを地図上に表示するのは、iPhoneにとって非常に負担が大きい。だから、一つのフォグクラスタ内のフォグをろくに消滅させずに移動を続けていくと、iPhoneは大量のフォグを処理せねばならなくなり、Bucephalasの地図表示はやがて滑らかさを失う。

 

だから、例え実際に行ったところで、おそらくはごくありきたりの住宅地があるだけであろうとわかっていたとしても、「フォグがあるならばそれを消したい、そこに行かねばならない」、と思うようになるはずである。

 

ディスペリングモードで処理負荷が高まってしまうことはこのアプリの欠点ではあるが、結果的にあなたを行動に駆り立てるための一つの有効な要因にもなっているのである。

 

 




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