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決してお盆に浜へ行ってはならない:Bromptonで巡る沖縄のノット (17)
Unknotting in 沖縄 | comments(0)

沖縄のエイサー

 

沖縄の旧盆の最終日、ウークイの日となった。今年も満月の下、娘と共にエイサーを堪能することができた。 「お盆の期間は浜辺に行ってはならない。あの世に引きずり込まれるから」と、(我が娘の)曾祖母が存命なら言ったはずである。しかし、この日の昼に我々が居たのは、本部半島の瀬底島のビーチであった。

 

1/60度おきに引かれた緯線・経線の交点をノット(結び目)と呼びます。iPhoneのGPS機能を使って、全世界に2億個以上存在するノットを、一つでも多く巡ること。それが、地球そのものをゲーム盤とする【ゴルディアスの結び目 Gordian Knots】という遊びの目的です。ルール解説はこちら→ ノットとは何か?:『ゴルディアスの結び目』の遊び方

 

瀬底島とBrompton

 

宿泊したホテルからは瀬底島と、瀬底大橋がよく見えた。あの島が今回の目的地である。

 

ホンダフィットのトランクに積み込んだブロンプトン

 

島までは家族と共に行くため、ブロンプトンは輪行モードに変形させて車のトランクに積み込んだ。今回の本部半島への旅の途中、トランク内でブロンプトンが大きく動いてしまうことが何度もあった。何等かの方法で固定すべきだったと反省している。しかしどうしたらうまく固定できるだろうか?

 

ブロンプトンをトランクに積み込んでいるとき、私の足元に黒い円盤状の物体が落ちていることに気付いた。大きさはペットボトルの蓋程度であった。

 

それが何なのか全く分からなかったのだが、とりあえず拾い上げてトランクの中に放り込んでおくことにした(その物体の正体は沖縄を離れてから判明する)。
 
瀬底大橋とBrompton

 

さあ瀬底島に到着しました、といった雰囲気の写真であるが、これはヤラセである。実際には車でここまで来たのであるし、そもそもブロンプトンの向きがおかしい。これでは島から出ていくことになってしまう。
なぜブロンプトンを巡航モードにしているかというと、瀬底島のノットをほどくためである。ここからは家族とは別行動となる。
 
瀬底島の農道

 

ノットは瀬底の集落内にあるため、脇道へと入っていく。こんな細い道で本当に合っているのだろうか、と不安になるほどの細道であったが、やはりこれは間違いであった。前方を左折したところで行き止まりとなっており、すぐに引き返すことになった。しかしこういった風情の道を征くのは嫌いではない。
 
瀬底島の集落

 

瀬底島には多くの観光客が訪れるが、ノットの付近は閑散としていた。
 

 

瀬底島のノットをほどいた時の私の位置が、青い点で表されている。これではまるで、私が私有地の中に入り込んでいるかの様に見えるが…
 
瀬底島の集落

 

実際には路上にいたのであった。
これは地図が不正確だということなのか、それともGPSでの測位に誤差が生じていたということなのか。
 
瀬底島のfuu cafe

 

瀬底島にはこれ以上のノットは存在しない。家族と合流して昼食をとることにした。この小さな島には、洒落た雰囲気のカフェがいくつか存在する様で、今回我々が利用させていただいたのはfuu cafeという店であった。
 
ウミブドウ丼

 

私がオーダーしたのはこれ。ウミブドウがたっぷりと乗った丼であった。くわっちーさびら。
 
瀬底大橋とアンチ浜

 

fuu cafeからは瀬底ビーチが近かったのだが、車を駐めることができなかったため、島の入り口付近、瀬底大橋の下にあるアンチ浜に向かった。お盆なのに浜で遊んだ事は、ひぃばぁばぁには内緒である。幸運にも、我々がグソー(あの世)に引きずり込まれることは無かった。
 

 

五つのノットをほどいたところで、今回の本部半島の旅は終了となった。夜にはエイサー見物をしたいので、少々早めに帰って旅の疲れを癒やしておいた方が良さそうだ。
 
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