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バッテリーに対する負荷
Bucephalas Users' Guide | comments(0)

Unknottingアプリの開発環境であるXcodeは、アプリがバッテリーに対してどの程度の負荷 (Energy Impact)を与えるかを調べることができます。

 

上の図は、Unknottingアプリを立ち上げてからGPS(位置情報サービス)をオフにし、そのままiPhoneを30秒放置した状態での測定結果です。GPSがオフの場合、バッテリーに対する負荷は高くありません。ただし、旅のプランを立てるために経路探索を行ったり、地図をスクロールしたりすれば、負荷の量は上昇します。

 

GPSをオンにしてみました。トラッキングモードはオフとなっていますので、地図の状態は固定されています。やはり、GPSを使って位置情報を取得しようとすると、バッテリーに一定の負荷が掛かることがわかります。

 

GPSをオンにし、更にトラッキングモードもオンにしました。上の図は、iPhoneを左右に振りながら測定したときの平均的な結果です。トラッキングモードがオンになっているので、iPhoneの向きが変わると、それに応じて地図の向きも変化します。このときの大きなバッテリー負荷は、地図画面の描き換え(回転)を行ったことが原因だと考えられます。屋外で使用するときには、iPhoneの向きの変化だけでなく、位置の変化にも応じて地図が描き換えられる(スクロールする)ことになりますから、更に大きなバッテリー負荷が掛かることでしょう。

 

 

 

トラッキングモードをオンにしてから更に、状況報告機能をオンにしました。アプリが状況報告内容を喋っているときの平均的な測定結果がこれです。

 

Unknottingアプリは基本的に、GPSをオンにし、トラッキングモードをオンにして、アプリに状況報告をさせながら使うアプリですから、バッテリーを大量消費するのが普通の状態だということになります。ですから、不要な機能は旅の途中で適宜オフにするか、あるいは外部バッテリーを用意して万全の体制でノットを巡る旅に出ることを強く推奨します。




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