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安彦良和・アレクサンドロス
アンノッティングの考察 | comments(0)

安彦良和の「アレクサンドロス」が本稿執筆時点でKindle Unlimitedの対象となっており、Amazon Prime会員なら無料で読める。読んだ。

 

当アプリの名称の元ネタとなっている黒き馬ブケファラスも登場する。

 

現在のアプリ名「Bucephalas」は、少し前まで「Unknotting」であり、その更に前は「ゴルディアスの結び目」であった。Unknottingは、ゴルディアスの結び目を「ほどく」ことから来ており、ゴルディアスの結び目とはアレクサンダー大王の神話的エピソードに由来する。ただし、先述の著書「アレクサンドロス」にこのエピソードは描かれていない。

 

実は真のネタ元はアレクサンダー大王ではなく、小松左京のホラーSF小説「ゴルディアスの結び目」である。とは言え小説の内容と当アプリの内容とは一切関係がない。「緯線と経線の交点をノット(結び目)」と呼ぶというアプリ内の設定と、小説のタイトルに含まれる「結び目」の語がかろうじて一致しているだけだ。

 

そもそも、緯線と経線の交点をノットと呼ぶ、としたのは、園芸用のネットを眺めながら思いついた事なのである。

 

だから、園芸用ネットからホラーSF小説を飛び越え、アレクサンダー大王の下に位置する名馬Bucephalasがアプリ名となってしまっているというのは、なんとも遠くに来たものだという印象である。

 

ただ、何度もBucephalas、Bucephalas、と呼んでいるうちになんだかしっくりと行く名称に思えてきて、実際かなり気に入っている。

 

こういうのを単純接触効果(mere-exposure effect)と呼ぶ。