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キックスタンドをブロンプトンに装着する MINOURA SLMV-1
自転車/Brompton/輪行 | comments(0)

Minoura SLMV-1 for Brompton
BD-1 (Birdy)用のキックスタンドがBromptonに流用できることはよく知られている。中でもミノウラのSLMV-1(またはSL-BD-1)は実装を試みた例が多く、装着にあたってのノウハウを述べた記事を見つけるのは難しくない。本稿ではそこに一つの新たな情報を付け加えてみたい。

『SLMV-1装着の際には、椅子の脚用キャップが活用できる。』
 

参考にした記事

  1. BROMPTONにキックスタンドを取り付けてみた
  2. ブロンプトンにキックスタンドを装着すると使い易さが120%に上がります
  3. BROMPTON ACCESSORIES #18 : Minoura Kickstand For The Brompton - Resistance Is Futile
  4. Minoura SLMV-1 Stand for Brompton
  5. Brompton Kickstand Colorplus installation
  6. キックスタンドを付けました

 

必要となる追加部品(1)


元々BD-1用に開発された(※)SLMV-1をBromptonに取り付けるには、いくつかの追加部品が必要となる。そういった部品をセットした状態のものを「ブロンプトン用」として販売しているケースもあるが、通常の製品を入手しても問題はない。追加部品といっても特殊なものが必要なわけではないのである。

※パッケージにはBD-1やBirdyの文字はなく、単に「MINIVELO用スタンド」とある。

Minoura SLMV-1 for Brompton
まず、回り止めのボルトを固定するナットやワッシャーが必要である。私が入手したSLMV-1にはボルトが付属していたが、ナットやワッシャーは別途用意する必要があったので、部品箱の底から調達した。参考記事1にもあるように、ナットがBromptonのリアフレームと接触する状態で固定して、回り止めとする。ナットの位置を調整するために、私はワッシャーを二枚使用した。

参考記事5(Youtubeビデオ)が対象としているのは、MINOURA SLMV-1ではなく、Color+のスタンドなのであるが、同様に回り止めのボルトを使用している。このビデオを見ると、ボルトにスペーサーを通し、大きめのワッシャーとSLMV-1の間にリアフレームを挟み込むようにして固定しているようである。なお、参考記事4では、この回り止めが不要だとしている。
 

必要となる追加部品(2)

Minoura SLMV-1 for Brompton
SLMV-1をそのままBromptonに装着し、脚を跳ね上げた状態にすると、脚の先端が後輪と接触してしまう。この問題の解決策の一つは、SLMV-1の台座と脚の間になんらかのスペーサーを挟み込み、脚が完全には跳ね上がらないようにすることである。スペーサーとしては、短く切ったハンドルグリップがよく用いられている。これを脚の根元に装着し、タイラップなどで締め付けて固定する。

私が使用したのは、椅子の脚に装着する保護キャップである。これは以前、加茂屋Brompton Turnのプロテクタとして使用したものの余りなのであるが、試してみるとちょうど良いサイズであり、タイラップ等を用いた固定も不要であることがわかった。


鉄板入パイプ椅子キャップGK-314 19mm用(Amazonへのリンク)は、素材が柔らかいので事務用のハサミでも十分に加工が可能である。この椅子キャップの内径は、底面に近くなるほど大きくなっている。キャップの口の部分の内径はSLMV-1に装着するには狭すぎるので、1cmほど切り取って、底面に近い部分だけを使用する。そしてもちろん、椅子キャップの底面を切り取って筒状にする。

これをSLMV-1の脚に押し込むのには多少の力が必要となるが、結果としてしっかりと固定されることになるため、タイラップでの補強は必要無さそうである。


Minoura SLMV-1 for Brompton
加工が雑で恥ずかしいのであるが、幸いにもこの保護キャップは半透明なのであまり目立たない。参考記事3にあるように、あえて目立つ色のハンドルグリップなどを使って愛車のワンポイントとするのも一つの考え方であろう。

耐久性については、現時点では全く不明である。この状態で使い続けていったとき、保護キャップが圧縮されて厚みが薄くなるとすれば、スペーサーとしての用をなさなくなり、SLMV-1の先端はタイヤと接触してしまうことになるであろう。所詮は消耗品なのであり、そうなればまた新しい保護キャップを装着するまでの話ではあるが。