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SEOBIOG Bluetooth イヤホン & スピーカーHX208のビープ音を消したい
Bucephalas Users' Guide | comments(0)

 

結論を始めに

ネックスピーカーHX208は、スピーカーから音を再生する直前にビープ音を鳴らしてしまうが、Bucephalasにはこのビープ音を抑制するための機能がある。それは、無音のサウンドファイルを連続再生するというものである。

 

SEOBIOG Bluetooth イヤホン & スピーカーHX208

 

HX208の概要

SEOBIOG Bluetooth イヤホン & スピーカー HX208は、いわゆるネックスピーカーである。両耳を塞がないため※、環境音の聴取を大きく阻害することがない。Amazonのレビューを読むと、この特徴に注目してサイクリング用に使っているとの記述が見られる。環境音の聴取を大きく阻害しないので、サイクリング中にも安心して使える、という主旨のレビューだと思われる。メーカーがAmazon上で公開している販促写真にも、自転車に乗りながらHX208を使っている場面が使われているので、そういった購買層を(も)想定して開発された製品なのだろう。

 

 

※HX208にはイヤフォンも内蔵されているため、両耳を塞いだ状態で使用することも可能。

 

Bucephalasは、主たる移動手段として自転車を想定していて、音響情報による情報提示機能を改良しながらその利便性を高めてきたアプリである。だから、サイクリング用途で高評価を受けているHX208は、Bucephalasにとって有益なガジェットである可能生がある。

 

HX208のメリット

HX208を装着すると、左右の耳の近くにスピーカーが配置されることになり、ステレオサウンドを立体音響効果(3Dサウンド効果)とともに聞くことができる。このため、Bucephalasが持つ機能の一つ、立体音響による目的地方位提示が活用できる。実際にBucephalasが鳴らす方位提示音をHX208で聴いてみると、目的地が右方向にあるときは音源が右に存在するように感じられ、左方向にあるときは左に存在するように感じられた。

 

 

右前方なのか右後方なのか、といった様な、前後方向の違いについては明確に感じ取ることはできなかった。ただし、これはBucephalasが使っている立体音響ファイルが、擬似的な頭部関連伝達関数を使った合成音であり、明確な音源定位を可能にするものではないことが原因である。高品位の両耳ヘッドフォンなどを使った場合にも同様の曖昧さが生じてしまうので、HX208特有の問題とは言えない。そもそも人間の聴覚系は前後方向の音源定位が得意とはいえない。

 

片耳ヘッドセットや、iPhone本体スピーカーからの再生では、Bucephalasの方位提示音から方角の感覚を得ることはほとんど、あるいは全くできないのだから、曖昧とはいえ、目的地の方角が音によって感じ取れるのはHX208のメリットの一つと言える。

 

ただし、HX208には気になる問題点があった。スピーカーから音を流す直前にビープ音を鳴らす(鳴らしてしまう)のである。

 

HX208の問題点

Bucephalasは様々な音を再生する。先に述べた方位提示音だけでなく、道案内のための音声や、ボタン操作に伴うフィードバック音など、様々なものがある。これらの音が再生される度に、HX208はビープ音を鳴らす。同様のことは音楽アプリを使って曲を再生する際にも起きるので、これがBucephalasに固有の現象ではないことが分かる。また、他社製のBluetoothヘッドセットではそのようなビープ音は鳴らないので、これはHX208の仕様として鳴らしている(鳴らしてくれている)のだろうと推測できる。

 

音楽再生の場合であれば、曲の冒頭にビープ音が鳴るだけであるから許容もできよう。しかし、Bucephalas上で単にボタンをタップするだけで、あるいはBucepahalasが細々とした情報提示をする度に余分なビープ音が鳴るのは実に鬱陶しく感じられる。それは決して不快な音ではないのではあるが。

 

解決策

この問題を解決するための方法として、無音量のサウンドファイルを連続再生する機能がBucephalasに導入された(バージョン7.8.6より)。無音量なので、このサウンドファイルが連続再生されていても、人間の耳に何かが聞こえるわけではない。しかし、HX208のビープ音を抑制することが出来る。

 

この機能は、必要な場合に限り設定・履歴ビューの音響設定セクションでオンにすることができる。

 

 

おそらくHX208は、音を再生していない状態から再生している状態に遷移する際にビープ音を鳴らしている(他にも細かいロジックがありそうだが不明である)。無音量のサウンドファイルを連続再生することで、音を再生していない状態から再生している状態への遷移が生じないようにしている。

 

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