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ごほうびで釣った後に何が起きたか?
小学生ライフマネージャ | comments(0)

我が娘に小学生ライフマネージャのチェック表の使い方を教え、 

・チェックマークをつけるごとにポイントが貯まること 
・決められた値までポイントが貯まると、ごほうびがもらえること 

 を説明しました。
 それ以降、ちびまるこちゃんもびっくりなグータラ人間だった我が娘は、人が変わったようにテキパキと日々のタスクをこなしていきます。 チェックマークをつけては累積ポイントを確認し、「よっしゃー!あと63て〜ん!」と気合いを入れることもしばしば。
 このとき我が娘は、ごほうびとして設定してあったインラインスケートのために、勉強やお手伝いをしていたことになります。

 チェック表のポイントとごほうびのシステムに関しては、「物で子供を釣って勉強するように仕向けるのは如何なものか?」と疑問に感じる方もおられることでしょう。
実は私自身もそのように感じている一人であり、できれば外的報酬に頼ること無く、内発的動機付けに基づいて勉強に取り組んで欲しいと思っているところです。 日々のタスクをテキパキとこなしてくれるのは結構なことなのですが、ごほうびをもらってしまったらそれで終わり。次のごほうびの約束をしてもらえないのだったら、もう何もやる気が起きない、というのではちょっと困ります。

 しかしながら、非常に興味深い現象が、我が娘において観察されました。
 いつものように宿題をこなしていたある日のこと。漢字ドリルが終わってチェックマークを一つつけると、ごほうびのインラインスケートをもらうのに必要な100ポイントに到達しました。小学生ライフマネージャは、ごほうびがもらえる旨をアラートで表示します。 もちろん、娘は大喜びで、早く買いに行こう、と私を急かします。

 数日後に娘と一緒にお店に買いに行くことになったのですが…本当に彼女はインラインスケートが欲しかったのでしょうか?そのために日々のタスクをテキパキとこなしていたのでしょうか? 

というのも、インラインスケートをはいて遊んだのは、わずかに3回です。 あまりにも素っ気ない娘の反応に拍子抜けした私は、次のごほうびを設定することをすっかり忘れてしまいました。

 ごほうび未設定のままの状態で我が娘がどうしていたかというと… 

これまでと同様に、日々のタスクをテキパキとこなし、チェック表にせっせとチェックマークをつけていたのです。

 しばらくしてから娘に尋ねてみました。 

私「次のごほうびを決めていないんだけど、いいの?」 
娘「う〜ん。別に。よし、算数ドリル終わりー!アイフォン貸してえー」 

そして、いつものように好きなアイコンを選んでチェックマーク。 

これはまさしく、ごほうびに頼ること無く、自発的に日々のタスクをこなせるようになった、ということを示しているのではないでしょうか? 
より具体的には、ごほうびをもらえるかどうかに拘わらず、チェック表にチェックマークをつける、という作業が習慣化された、ということなのかもしれません。 チェックマークをつけると言う行為自体が、一種の報酬として機能していたという可能性もあります。

 ごほうびがなくても、日々のタスクをこなすのを当たり前の習慣とすることができた我が娘。 
娘のこのような心的状態は、親としては非常にありがたいのですが、また元のグータラ娘に戻ってしまう可能性は無視できません。

 そうならないためにはどうしたらよいか、ということを考え、日々試行錯誤しているのですが、その実践例についてはまた別記事で紹介したいと思います。